
そう期待した私は息子を「坪田塾」に通わせてみました。
この記事は息子を坪田塾に通わせている母親の記事です。校舎は2か所通いました。
今通っている最中ですが、「坪田塾」はわが子にはとても良かったです。
メリットデメリットを含めレビューします。
この記事を読むとこんな事が分かります
- 坪田塾とは(校舎、開講時間、授業料の目安、自習室、授業の進め方、入塾までの流れ)
- どんな人に向いているか?
- 感想(メリット・デメリット)
坪田塾とは
- 「ビリギャル」のモデルとなった “子”別指導塾。
- 「ビリギャル」著者の坪田信貴先生が塾長を務める塾
- 心理学をベースとした科学的な指導方法が特徴的で
- 個別を超えた「子」別指導を掲げています。
- アウトプットに重きを置いた「教えない、支える」指導方針
- 自ら一人で学習を進めていけるようにする!
校舎
- 横浜:横浜校(2021.7月開校)
- 東京:四谷校、三軒茶屋校、都立大学駅前校、都立大学駅前高第2校舎、戸越校、国立校、大森校、西荻窪校、本郷3丁目校
- 名古屋:車道校、星ヶ丘校、千種 赤萩校
- 大阪:上本町校、茨木校
- 神戸:摂津本山校
- オンライン(順番待ち 2021.5月現在)
開校時間
- 平日16:00~21:40(土日祝は休み)
- 特別講習(夏休みなどの長期休暇)時は13:00~21:30
授業回数と授業料の目安
- 週に2回 3時間/日 or 週に3回 2時間/日が最低ライン
- 授業料は目安として、1時間あたり1,512~2,308円(学年があがるにつれて高くなり、授業回数や時間が多くなるにつれ安くなります)
- その他、施設費がかかります。(校舎ごとで違います)
対象と人数比率
高校生(大学受験対策) | 中学生(高校受験対策) | 浪人生及び高卒生 |
7 | 2 | 1 |
授業の進め方
- 先生が授業の仕方を教える
- 生徒自身がテキストから学ぶ
- 分からないところを講師に質問する(アウトプット)
- テスト
自習室
教室の席が空いていれば有料で自習室として使うことが出来る
入塾までの安心の流れ
入塾説明会→判定テスト→判定面談→オリエンテーション→初回授業といった流れです。
判定テストは合否を決めるものではなく、最適な学習方法を提案し、塾の指導方法を決めるものです。
この判定テストの後の面談が自信をつけさせてくれました。
口コミには有料との記述もありましたが、うちの子の時はキャンペーン中で無料した。おまけにQUOカードをもらいました。
どんな人に向いているか?
自宅学習の習慣がついていない。
勉強の仕方が分からない。
でも、偏差値が高い学校に行きたい。
良かったところ、ちょっと不満に感じるところ
良かったところ
- 志望校合格までの年間スケジュールを出してくれるので、やることが明確で、先の見通しがつく。
- 勉強の方法が分かるようになる。
- 自分にあった教材が選んでもらえるので、やる気がでる。
- 単元ごとのテストを合格しないと次のステップに行けないので、どこが分からないのか分からないといった抜けがなくなる。
- 先生に質問したり説明するのでアウトプットする力がつく。説明しながら自分が分かっていない所も分かる。
- 心理学を取り入れた先生の指導が、子供に寄り添っていて、言葉がポジティブで自己肯定感が上がる。
- 当日でも日にちや時間を変更できる
- 科目が限定されず、自分が必要な教科や検定に対応してくれる
- 自分で指導してもらう先生を選ぶことが出来る。
- 毎回同じ先生がいらっしゃるので、どの先生に聞こうかという不安がない。
- 担任制でケアしてくれる
デメリット
- 塾がが16時からしか開かない。
→午前中から空けてくれたらよい更に便利です。でも今では、塾でテストしたり先生に質問する時間にするという明確な一日のルーティーンが出来上がり、16時までに仕上げるために空いた時間頑張れるようになりました。
- 土日が休みなので勉強するモチベーションが下がる。
→入塾当初は休みの日はモチベーションが下がっていましたが、先生から一週間のスケジュールを提案されるので、土日も復習するようになりました。
- 自習室が有料(席に空きがある場合)。
→大手の塾は無料で使えるのに、と思いますね。自習室は欲しいです。
今は、近くの図書館で勉強しています。
- 授業時間は先生と親と連絡がとれない。
→生徒は遅刻欠席の連絡をLINEで連絡とれてます。
親は連絡とれないですが、メールで質問やお願いをすると翌日までには丁寧なメールの返信が来ます。
- 親との面談がない。
→月末に担任から報告書がきます。よく子供の事をとらえてあり、丁寧に見てもらえていることが分かります。
困ったことがあれば、面談をしてもらえます。
・テキストが市販品で自分で用意する必要がある。
→最初は、自分で用意することに余計にお金がかかる、面倒というのがデメリットですが、今ではメルカリで買ったりして安く買えてます。
集団塾とか大手みたいに支給されちゃうより 多分安あがりです。
- 塾代が高い。
→これは一番のネックになりました。
学年が上がったり、通う時間が少ないとお値段は高いです。最初は、少ない費用で何とか通わせたいと思い、最低限の週2回3時間にしましたが、1時間の値段は一番高かったです。
大手の集団塾も高いですからね。
夏期講習なんか選択肢もなく高い。
時間換算して他と比較してみると、 安い方?いえ、きっと普通です。
小学校の頃からずっと塾に通っている子も多い中、たった一年塾に通わせて成績が上がるなら安いと思います。
旧帝大の医学部に合格させたママ友から、「1年間で100万かけると思って覚悟した方がいい」って言われたのは中3の時。考え方次第なのかも。
息子の変化
息子に「坪田塾のいい所はどこ?」と聞くと
「自分にあった進度で進めてくれる、生徒と先生の間に壁がないところ」
「良くないところは?」と聞くと
「うーん、思いつかない」そうです。
アウトプットをさんざんやらされているお陰で、少し明確に答えられるようになった息子に驚きました。
この塾に入れようと思った決め手が、この明確なアウトプットだったんです。
坪田塾にした決め手
エレベータホールで居合わせた坪田塾の子供さんに「この塾に通ってどう?」と聞くと
「忘れた頃に、前の範囲のテストをしてくれるので、記憶が定着するところがいい。」と短い言葉で答えてくれました。
突然の見知らぬおばさんからの質問にこの回答。多分、中学生でした。
坪田塾に入ったらこんな明確な回答が出来るのかと、入塾を即決しました。
校舎の違いは?
息子は2か所の校舎に通いました。
理由は、最初に自宅から近い希望校舎が空いていなかったから。
希望校舎が空いたので、近くの校舎に変わりました。
どちらの校舎も指導方法は一貫しています。
生徒との接し方、言葉かけも同じです。
変わるのは校舎の雰囲気でした。人数が多い、少ない、のんびりした雰囲気、緊張感がある、と通っている生徒によるものではないでしょうか。
生徒が多いと、少しざわついた感じになるようですが、その分活気もあり、ライバルも多くモチベーションが上がるようです。
生徒が少なかったり新しい校舎だと、静かでゆったりしています。少し受験に対して呑気な感じはしましたが、その分一人にかける時間も長く手厚かったと思います。
わが子には勉強の習慣もなく大手の集団塾についていく実力もありませんでした。
でも大学だけは行きたい。しかも有名大学。こんな夢でも笑わずに応援してくれる先生たち。
合っているか合っていないかは行ってみないと分かりません。
嫌な事や馬鹿にするようなことは言わないように鍛えられている先生たちです。
入塾説明会は無料です。
タダで先生に褒めてもらって、子供がモチベーションがあがるので、かなりお得でした。