他人事とは思えません。子育て中のお母さんには絶対見てほしい映画「きみはいい子」。
かわいい子供を怒ってしまう自分、もう責めなくていいんです。この映画を見ると心が震えます。
アマゾンプライムで毎年100本以上見ている私が、子育て中のママに一番見てほしい映画です。
「きみはいい子」(2015年公開)
出演:高良健吾、尾野真千子、池脇千鶴
監督:呉美保
あらすじ
イジメ、孤独、虐待、みんな何かに悩み苦しんでいる。
学校崩壊させてしまった小学校の新人教師はいじめ、モンスターペアレント、に悩む。
子供の頃虐待を受けた専業主婦はママ友の前で体裁を取り繕いながら子供を虐待を繰り返す。
一人暮らしの老女は将来の不安、
彼女の万引きをとがめたスーパーの店員は、障害の子を持ち肩身の狭い思いをしてきた。
同じ街で、同じ時間に起こる三者三様の物語。みんなどこかで支えあい、触れ合い癒されていく。
感想
私も夫が留守がちで、二人の子供を育てるのに悩んでばかりでした。
いつも怒鳴ってばかり、
食べ物こぼしただけでもイライラ。
怒っては反省し、寝顔見ると申し訳なくて涙がでました。
気が付いた時には娘は作り笑いしかしない子になっていました。
いつ頭を撫でたかな?
いつ抱きしめたかな?
こんな事思い出すこともありませんでした。
この映画を見ると、今すぐ行動を起こしたくなります。
子供を抱きしめたくなります。
ネタバレあり
私があの子に優しくすれば、あの子も他人に優しくしてくれるの。
だから子供をかわいがれば世界が平和になるの。
母親ってすっごい仕事でしょ。
子供が意地悪したり、荒れてるときって、私が子供に優しくしてない時が多いです。
子供がイライラしてると、一緒になってイライラしてしまうけど、
「何かあった?」って聞いてあげる、頭なでてあげる
これすると、兄弟に優しくなったりします。不思議。
家族に抱きしめられてくること
新米先生が宿題を出します。
子供たちに変化が・・・。
わが子にも宿題出してほしいです。
19歳の我が子、身体に触られるのが嫌だといいます。気持ち悪いんだそうです。
今は、頭を撫でてみたり、足のマッサージしたりしてスキンシップ図ってます。
障害がありますからご迷惑をかけたと思います
という母親に、老女は言います。
こんなにいい子はいないと思うわ
私も障害のある子がいます。
どこか引け目を感じながら生きています。
運動会で走っただけで、「感動した、すごい」と周りから言われます。
皆と同じように走っただけなのに、ただ足が遅いだけなのに、
褒められても素直に受け取れず、情けない気持になります。
私自身が障害をコンプレックスに感じながら、周りと接していただけかもしれません。
親から酷い事されたよね。分かるよ。私もそうだったから
って抱きしめてくれたママ友。
私も誰かに抱きしめてもらいたかったなあ。
これからはそんな抱きしめてあげられる人になりたいなあと思います。
まとめ
イジメ、モンスターペアレント、学級崩壊、虐待、痴ほう症、障害、世間体、いろんな事で皆悩んでいて、同じことを繰り返してしまう。
そんな毎日、そんな習慣を終わらせるのは、誰かの愛情だったり触れ合いだったり。
私自信、親から抱きしめられた記憶がありません。
一回だっていいです。その記憶があれば強くなれる気がします。
この映画見て、子供抱きしめてみましょ。
そんな一回がきっと子供にとっても親にとっても人生の宝になると思います。
行動したくなります!
この映画はアマゾンプライムで見れます。